旅する木のおもちゃ「工房あおむし」

北九州で木のおもちゃ『工房あおむし』というのをやっている、湯元さんというおもちゃ作家の方がいるのです。

退職して公共施設に自作のおもちゃを持ち込み、自由に遊べるおもちゃ広場を開催していて、ここ最近はワゴン車にどっさりおもちゃを積んで、あちこち訪問して即席おもちゃ広場や読み聞かせをして旅する「おもちゃツアー」というのをボランティアでやっているそう。

先日その湯元さんがこのブログを見つけてくれて連絡をくれて、北海道に行きます…ということだったので、だったら自分がやっている子育てサークルに遊びに来ませんか…なんて話をしたのが2週間ほど前。

先週北海道に上陸し、道内を周遊しつつついに今日、子育てサークル「なごみ」の開催日に合わせて、我が町まで来てくれたのでした。


最初に自作の木のおもちゃを広げて「おもちゃ広場」の開催。
なかでも木で作ったゴミ収集車やトラック、それにひっぱって遊ぶサカナなどのおもちゃ、坂を滑っておりていくオモチャが大人気!
木のおもちゃなんて地味だからどうなのかなあ?かと思いきや、そのからくりと質感に夢中でみんな大好き。

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そして本題は、木のおもちゃを使った読み聞かせ、というか人形劇。
「大きなカブ」とかおなじみのお話が木のおもちゃで再現されて、湯元さんの芝居に子ども達はかぶりつきで吸い込まれてました。
どちらかというとお母さん達のほうが楽しそう。

湯元さんの木のおもちゃの魅力はその動き、からくりの面白さ。
ビー玉の落ちるスピードにすら研究を重ねた結果がしっかり反映されていて、また物作りが大好き!という気持ちが随所に練り込まれていて、それはそれは楽しいおもちゃたちになっていました。


「子どもはさ、お世辞とか言わないから反応が正直でそれがまたおもちゃを作る楽しみでもあり厳しいところでもある」と語っていた湯元さん。

湯元さんのおしゃべりも楽しくて、子ども達もママたちも楽しい時間でした。(十勝毎日新聞の記者さんも呼んで取材してもらったので、近々記事になるのかも…。)

ぜひまた芽室に来てくださいねー。

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ちなみに夕方は自宅にきてもらって北海道のソウルフード(?)、ジンギスカンで夕食会。
友達ママさんも呼んで、リビングにおもちゃを出してもらって、子ども達を遊ばせたり、親たちが遊んだりしつつ北海道の話やおもちゃの話など、とても楽しい時間でした。

湯元さん、ありがとうございました。

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