いつものように保育所にお迎えに行って、いつものように子ども達を保育所前で遊ばせていたら、子どものひとりが「ハルトのパパ、これ見て~」となにやら持ってきた。
見るとセミの抜け殻。
「おー、セミの抜け殻!もうセミなんかいるんだねー」…なんて話をしつつ木々をよく見ると、抜け殻がいっぱいあって、子ども達と抜け殻探し。
…と思ったら、なんと羽化の真っ最中のセミを発見!
透明なエメラルドグリーンの身体がとてもキレイ。
まだ羽はぐしゃぐしゃっとなっている。
子ども達は興味津々。
触りたい!とって~!…だめだめ!
そして居合わせたお母さんたちも興味津々…
がんばれー、がんばれー、って応援したり、さすがみなさん出産経験者、ヒーヒーフー…なんて言ってみたり、携帯で写真を撮ってみたり。
大勢の子ども達とお母さんたちの目の前で羽化が繰り広げられて、少しずつ少しずつ殻から抜け出そうとする姿、いままさに新しい命のカタチが誕生しようとする姿に、なんだかちょっと感動的ですらありました。
自分も羽化の一部始終を見てちょっと感激して、一度帰宅してからまたカメラを持って保育所に行き、ここで紹介しているのはそのときに撮った写真。
まだ残っていたママさんとおー!なんて言いながら見守っていました。
2ばんめの写真のようにでてきて、このあとどうするんだろう?ボトっと一度落ちるのかしら…?なんて話ながら見ていたんだけど、クルっと横向きに器用に身体をねじって脱出。
その動きに思わず歓声を上げたり…
こんなふうに低い位置にいて、子ども達も見やすい。
ちなみにこのセミ、後から調べてみたらエゾハルゼミという種類で、北海道では比較的メジャーな存在だ。
「ミョーキン・ミョーキン・ケケケケ…と鳴く」と書かれているけれど、たしかにこの時期そんな声が聞こえる。
やはり羽化から飛べるようになるまで時間がかかるので、羽化は夕暮れどきに行われるのが普通だそう。
幼虫も成虫も樹液をエサに生きている森林に住むセミなので、いわゆる市街地にはあまりいないみたいだけど、保育所はちょっとした森に隣接しているし、そもそも熊が出るほど自然の多い場所なので、こんなふうに羽化が見られるのもちょっと納得だ。
ハルトや他の子も、こんなふうに日々いろいろな自然に触れられて成長していくのはいいことだよなー。
なんにしろ、そんな羽化を見た話でした。
ちぶれ母
懐かしい!子供の頃、よく父に連れられて森で幼虫を捕っては自宅の網戸を登らせて早朝に羽化するのを観察してました。母は悲鳴をあげていましたが(笑)。
今はその森は一つ残らずブルドーザの餌食となりましたが(泣)。
自分の子供にも羽化見せてあげたいな~と思います。
あ、こちぶが泣いてるので行きます(汗)。
k端
昨日の羽化 素敵でしたね!!
さきは蝉は何色になるの?しんじゃったら何色になるの?と帰ってから質問攻めでした・・・^^:
あおは 我関せず~で (蝉自体 よく見えてなかったのかな?)
主人にも話しましたが へぇ~ といったカラ返事??
きっと 今日 いがさんのブログならアップしているのではないかと さっそく拝見!!
そしたら なんと蝉の種類までもう調べられていたので 驚きでした^^
蝉は 1週間くらいの人生をこれから しっかり 歩むのですね
私も 一度きりの人生 できるだけ後悔しないように
と おもっているのですが 後悔山だらけ・・・?! といった感じですかね^^:
それもあってか 子供に きつい口調になってしまったり・・・
時々 もんもんと考えすぎて 息がつまりそうになることも多々あって 「どぉ~あ!!!」と 一人叫ぶことも・・・
でも 後ろばかり振りかえっていても 前には進めないから 少しずつ 前に進みたいと思う今日この頃です!!
まずは 自分にできることを 精一杯がんばりましょう~
と なんだか 不思議なコメントになってしまいました すみません^^:
いが
ちぶれ母さん
おはようございますー
そうですかー、小さい頃よく見ていたんですね。
セミの羽化ってなんか楽しいですよね。タイミングがあわないとなかなか見られない感じもするけど..
いつかぜひ子ども達に見せてあげてください!
k端さん
おはようございます~
ホントあんなところであんなものが見られて良かったですねえ。
子ども達よりもお母さんたちのほうが興奮気味だったけど、なんだかちょっと納得…
セミって寿命1週間って言われているけど、それは俗説で、実際は1ヶ月くらいは生きるみたいですよ。
セミはただ単に自分の命をまっとうする…子孫を残す…というだけで生きていて、それに比べると人間はとても複雑でいろいろ考えてしまうけど、でもできれば後ろを向かないで生きていけたらいいですよねぇ。
とはいえ実際は迷ったりすることばっかりですけど(笑)
ホントいまできることを一生懸命やりたいですねー。