読み聞かせ

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(絵本読んでいる写真が無かったので代わりにおもちゃで遊ぶハルト3歳)

先々週、自分のやっている育児サークルの自主研修のテーマは、わらべうたと絵本の読み聞かせ。
続いて先週参加した別の地元の育児の集まり主催の勉強会のテーマは、やっぱり絵本の読み聞かせだった。


自分の子が生まれるまで絵本の読み聞かせってあんまり得意じゃない…というよりやったことが無かったけど、まあ一応子育てだし…ってことで子ども達に絵本を読んでやると、意外とこれが面白い。

図書館や書店で絵本を選んでいると、面白い本、泣ける本、派手な本、へんな本、大人向けのものなど本当に多彩で、そんなふうにいろいろな絵本を見るのはとても楽しい。

自分は比較的本を読むほうだと思うのだけど、その理由のひとつは幼い頃母がよく読み聞かせをしてくれたからなのかも。

自分がハルトぐらいの頃大好きだった絵本が、未だに現役で書店に並んでいて、やっぱりハルトもそのお話が好きだったり、それからそれから?と目を輝かせている子どもの顔はとても素敵だ。

自分は生きる喜びにあふれた絵本や食べ物に関する絵本が好きなんだけど、自分がいいなーと思ったものを子どもらが気に入ってくれたりするのもとても楽しい。


さてさて。
その2つの勉強会で「なるほどなー」と思ったことをいくつかご紹介。

・よい絵本とされているものにはちゃんと理由がある。
昔から読み継がれて、良いと言われている良いものはやっぱり良い。

・市販されている絵本のうち、本当によいものは2割ほど。見る目を養おう。

・絵本は絵が命。よい絵のものを。

・親としては、教育的な内容のものを読ませたくなるけど、子どもが好きなもの、子どもが楽しく興味を持てるものを。

・字が読めるようになっても、基本的には字を追わせるのではなく、お話を楽しませてあげよう。

・話が終わった後に感想を聞くのは良くない。本嫌いにさせる要因の一つ。

・子どもは同じお話が大好き。「また~?」と言わず何度でも読んであげよう。「結末がわかっている安心感」を理解してあげよう。

・読み方は諸説あって、登場人物になりきって声色を作って読む方法、あるいはそれらの感情を入れずに淡々と読む方法などがある。
でも読み聞かせはその親と子のものなのだから、好きにしても良いのでは?

などなど。


自分の読み聞かせはもちろん自己流だけど、でもこういう勉強会を参考にしたりしながら、子育てのなかに絵本をうまく組み込めたらなーと思う日々だ。


おまけ
一般的ではない、いがオススメの絵本を3冊ご紹介
どれも読み過ぎて暗唱できるほど(笑)
もし図書館とかで見かけたら手にとってみてください。

「ぶぅさんのブー」 赤ちゃんから夏樹くらい向け
http://www.fukuinkan.co.jp/bookdetail.php?goods_id=10670
1分もあれば読み終わる簡単な本だけど、ぶぅさんの前向きな生きざまが素敵な絵本。
0歳から1歳にかけて頃、ふたりとも大好きでした。

「どろにんげん」長新太 作
http://www.ehonryoko.com/f_k500.htm
どろにんげんとタコが協力してイモを手に冒険する、おもしろおいしいお話。
サツマイモが食べたいふたり、さてどうしたら…?
長新太ワールドの魅力が満載です。特にハルトが大好き。

「くいしんぼうさぎ」せなけいこ 作
http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=7225
食べて食べて食べ過ぎて、あまりに太って地球の裏側まで沈んでしまううさぎ。
でもみんなのやさしさで無事に帰ってこれる…シンプルでおもしろくて、なんだかほのぼのとした魅力にあふれた絵本。