空の散歩

神森さんから熱気球を帯広で飛ばすんだけど、乗りに来ない?という連絡。
熱気球?もちろん行きます!というわけで、先日、熱気球に再び搭乗。

午前5時に起きてみんなの食事を準備したら、そっと家を抜け出して出発だ。
自分の楽しみのためだけに子どもをお願いしてひとりででかけるなんて、1年ぶりくらいかなあ。

集合時間は午前6時半。お天気が良く、放射冷却でとても寒い。

みんなで河川敷に移動して、熱気球の準備。
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まずはバナーの点検から。
続いて袋から大きな気球を取り出して広げ、扇風機で風を送り、バーナーで熱い空気を送る。役立っているというより、むしろ邪魔している感じもするけど、みんなで手伝うのもちょっと楽しい。

今回の気球は5人乗り。
気球が立ち上がったら、さっそく離陸!いくぜ!
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離陸とともに朝日が顔を出した。きれい!

この日、帯広は放射冷却で氷点下15度前後まで気温が下がり、木々の樹氷が朝日を浴びてキラキラと輝き、まるで宝石箱のよう。

十勝川からは川霧が立ち上り、幻想的な雰囲気。
気球は風に乗っているので、風を感じる事もなく、揺れる事もなく、とても快適な空の旅。

見えてきたのは、十勝大橋。
一緒に飛んでいる大平原号の姿も見えてきた。おーい!
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行き先は風まかせ…地上班のみなさん、追跡よろしくお願いします!
この風景を見てください!
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十勝大橋、車ではよく通るけど、上空を飛び越えるのなんて初めてで感動!
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ジミー号、次第に高度を下げて、川に接近。
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澄み切った冷たい空気、広い大地、金色の光に包まれる十勝川..

そして神森さんの絶妙な操縦で、ふわっと着地。
風に乗ってふわふわと飛ぶ熱気球、夢のような30分間でした。

こんなにコンディションが良いことはめったにないらしく、とってもラッキー。
普段見ている風景を空から眺めるのも良かったし、厳冬の朝の川の雰囲気も素敵。

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その後は追跡カーのほうに乗り換えて、気球を追跡。
他のみなさんがひととおり乗るまで走って、最後はみんなで気球を畳んで片づけたのでした。
一緒に乗った方とおしゃべりしたのも楽しかったし、知らない人たちと一緒になって気球を立ち上げたり、畳んだりするのも楽しい体験。

こんな体験ができるのも、たくさんの人たちのおかげ。
いつも声をかけてくれて気球を操縦してくれた神森さん、一緒に乗ったクルーのみなさん、その他関わった多くの皆さん、そして留守番しててくれた家族、みんなどうもありがとう!