怪獣2号?

ハルトは赤ちゃんのころから、ベビーカーやスーパーのカートが嫌いで、それらをまったく受け付けず、とても苦労した覚えがある。

特にスーパーのカートは、そもそもアレはなんのためにあるのか?と思ってしまうほど乗らず、乗せようとすると大抵抗して、買い物はいつも一苦労だった。

次男夏樹はというと、彼は逆に乗らないことなんてほとんどなく、首が据わってからはいつもご機嫌にカートに乗って、買い物もラクだし、ハルトのアレは悪夢だったのでは?なんて思うこともしばしば。

やっぱり次男は違うぜ……なんて思っていたのに、ここ数週間、ちょっと様子が変わってきた。

それは夏樹がカートに乗らなくなってきたこと。
ハルトのように全身をこわばらせて「乗らない」という姿勢を取るのではなく、夏樹の場合はそれ以上に大声…いや、叫び声を上げて「ギャーッ!!!」とやるのが得意技。

もちろん足を突っ張って乗らない姿勢を取るけど、それよりも叫び声がすごい。
まるで虐待しているかのような叫び声に、見える位置にいる人は全員もれなく「なにごとっ?」とこっちを振り向くくらいだ。

もちろんこっちも親1年生ではないから、それにひるまず乗せようと格闘するのだけど、これがなかなか難しく、最終的に乗せられないことのほうが多くなってきてしまった。


いや、カートに乗せられなくても買い物できないことはない。

でも、たとえば今が旬のサンマ、これは塩焼きはもちろん、煮魚にしたりカツレツ?にしたりと用途は広く、まさに今の主力食材だけど、子を抱っこしながらではこれが買えない。両手使えないとトングでつかんで袋に入れられない。

バラ売りのコロッケとかも買えないし、第一11キロもある赤ん坊は重すぎて、手がしびれてしまう。
サッカー台で袋に入れるのも困難極まり(ときどき親切なレジ係さんが入れてくれるけど)、もう買い物するだけでぐったり。

おかしいなあ?夏樹はハルトと違って買い物ラクだったはずなのに…。

最近はベビーカーにも抵抗するようになり、もちろんチャイルドシートも。
やっぱりあなたも怪獣なのか?

そんなわけで、ちょっと買い物タイムが憂鬱になってきた今日この頃。

やっぱり1歳代から2歳くらいは誰もが怪獣……か?

Nnn
なにか文句でも?