妹の結婚

東京に行った最大の目的は、妹の結婚式に出席すること。
場所は六本木ヒルズにあるグランドハイアット東京。

妹も20代から今までいろいろあったみたいだけど、とうとう結婚。

相手の新郎氏は年末年始にも会って話をしたけれど、ホントに良さそうな人で、誠実とかやさしいとか、そんな言葉を絵に描いたような人だ。
Wed1

…2歳年下の妹との思いでは子どもの頃のものが大半。

兄弟ゲンカして、妹が庭に植えたコスモスの小さな芽を踏みつけて、あとでとても後悔したこと。
弟が生まれて、ベビーバスをふたりでのぞき込んだこと。
父親と一緒に自転車で海を目指したこと。

今日のような桜のキレイな青空の下を歩いたこと。
今となってはダムの下に沈んでしまった川で、家族みんなでキャンプして川に飛び込んだこと。


やっぱり家族、兄弟っていいよね。

…小さな女の子だった妹はちゃんと花嫁さんになって、白いドレスに身を包んでみんなの祝福を受けて。

おめでとう、おめでとう。


Wed2
結婚式に行くと、自分たちの結婚のことを思い出したり、新郎新婦と自分たち夫婦を重ねたりしていたけれど、今回はハルトや夏樹、つまり自分の子どもたちと新郎新婦が重なって見えた。

…まだ2歳のハルト、0歳の夏樹だけど、いつか大人になって、誰か素敵なお嫁さんを見つけて、あんなふうに幸せそうに結婚するのかなー。

そのときはオギャーと生まれたときのことや、初めてハイハイしたときのこと、保育所に送り迎えした日々なんかを思い出すのかな…。
新郎新婦の両親も、そんな子どもとの日々をかみしめて今日この場に来ているんだろうな…。

そんなふうに考えると、やっぱり結婚というのはめでたいし、親にとっては「子育ての卒業式」という感じがする。

Wed3


そうそう、ここだけの話、新郎氏は雰囲気がどことなく自分に似ていて(?)兄貴としてはなんとなく嬉しい気持ち。

なによりも幸せそうな新郎氏の笑顔がとても素敵な結婚式でした。
ふたりとも幸せにね!


そして、この妹の結婚をもって兄弟3人、すべて結婚。
10年前に結婚した我ら、2年前に結婚してつい先週初めて子どもが誕生した弟夫婦、そして今日の妹。

30年にわたって続いた、我らの両親の子育てはこれで終わり。
最後の子どもが結婚して彼らが何を思ったのかはわからないけれど、でもなんにしろ30年おつかれさまでした。


Wed4

…退屈してロビーを歩き回るハルト。
長くなったのでその話はまた今度(笑)