氷灯夜

昨日2月14日の北海道は大荒れの天気。
ここ十勝では雪は降らなかったものの、風がとんでもなく強く、積もった雪が舞い上がってまさに猛吹雪。
ほんの少し前も見えないほどの地吹雪だったり、道路に大きな吹きだまりができてクルマを持って行かれそうになったり、なかなか大変な一日だ。

毎年2月3月のこの時期はこういう日があるのだけど、大変だなぁと思う一方、なんだかちょっと春が近づいてきたような、そんな気もする風。


さて、2月14日といえばバレンタインデー。
バレンタインデーといえば地元イベント「氷灯夜」というのを今年もやっている。

バケツで作ったアイスキャンドルにろうそくのあかりをともす…という内容で、寒い冬の夜にろうそくの暖かいあかりが魅力的。

ろうそくイベントといえば、こないだ小樽にも行ったばかりだけど、でも地元のイベントも見たいから行ってみようか…と家族を誘って出かけてみた。

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ろうそくのあかりが揺らめいていて、とてもきれい。

…と写真だけ見ると暖かそうだけど、実際は氷点下の気温に風が吹き荒れ、とんでもない寒さ。
強風で花火大会も中止になり、風が消えてしまったためか、点灯していないろうそくもいっぱい。

ツルツルの雪道を走り回れてハルトだけは喜んでいたけど、腕の中の0歳児夏樹は迷惑そうに顔をしかめているし、除雪が十分でない場所に靴で行ったものだから、大人は靴の中が雪まみれ。

寒さと風と雪で大人たちにとっては修行みたいになってきたので、写真だけチャチャッと撮って会場を後にしたのでした。

実はこのイベントにあわせて自分の家の前にもキャンドルを置こうと思い、事前に作っておいたのだけど、あまりの強風ぶりに中止。はやく風が収まるといいんだけど…。