沖縄前編-はじめての海水浴

そんなわけで、ようやく先日の旅行の様子をご紹介。

今回の旅の目的はふたつ。
ひとつは妻の仕事関係でお客さんに会うこと。
もうひとつはなにもせずのんびりすること。

いつもは観光でアチコチ歩き回ってしまうけれど、たまにはなにもしない贅沢な休日を楽しもう。

そんなわけで前半の旅の目的地は、海がきれいという話の離島。
慶良間諸島にある阿嘉島(あかしま)という小さな島だ。

午前6時に家を出て、車とバスと飛行機、タクシーに高速船、さらに宿の送迎車を乗り継いで、現地に着いたのは午後5時すぎ。

Aka1
港にて。やっぱり暑い~!ハルトもすぐ汗だくに。
沖縄といえば「さんぴん茶」でしょう。


阿嘉島は人口300人と少しの小さな島。
集落は小さくて、端から端まで歩いても10分もかからない。

道を歩いていると、観光客も地元の人もみんな声をかけてくれるし、なんとなく人々が暖かくて居心地が良い。

今回の宿泊はネットも使えないような小規模な民宿だけど、小さいからダメということはなく、心のこもった食事や、宿をやっているご夫婦のもてなしがとても気持ちが良い。

同宿だった他のお客さんから差し入れをもらったり、ハルトと遊んでもらったり、最近は大型ホテル泊ばかりだったけれど、たまにはこういうところもいいなあ。

ちょっと前まで夜泣きが心配だったりして小規模な宿は敬遠していたのだけど、もう大丈夫。


さて、この島での遊びと言えば、もちろん海。
本当はダイビングの世界的な名所らしいのだけど、いまのところダイビングはしないので、海水浴。
ハルトにとっては初めての海だ。

とはいえ昼間は暑いので、朝か夕方に少し海で遊ぶ程度にしよう。

滞在2日め。
北浜(にしはま)ビーチへ。

Aka2
朝なので、まだ誰も来ておらずプライベートビーチ状態。
海はすごくきれい~。いやー、日本にこんなところがあるなんて!
天気は薄曇り空で、きっと快晴だったらもっとキレイなんだろうけれど、でもこれでも十分。

海はベタ凪で海水浴びよりだ。

沖縄の日差しは強烈なので、自分たちもハルトも決して日焼けしないように、強力な日焼け止めをベタベタに塗り、さらに長袖のシャツを着ていざ海へ。

Aka3
やはり南国、海の水はそれほど冷たくなくて、とても気持ちいい!
ハルトは初めての海だけど、波を怖がるでもなく、けっこう楽しそう。

Aka4
白い砂浜。青い海。
もちろん海に潜ったり、顔をつけたりはできないけれど、持参した幼児用浮き輪でプカプカ浮かんだり、足下を泳ぐ魚を見たり。

Aka5
砂浜で山を作ったり、トンネルを掘ったりと、ゆっくり過ごしたのでした。

水中めがねを付けて海の中をのぞいてみると、けっこういろいろな魚が泳いでいる。

Aka6
これは何の魚?

集落から歩いていけるような砂浜から2メートル海に入っただけで、けっこうウヨウヨと魚が泳いでいて、あまりキレイではない平塚の海で育った自分にはちょっと驚き。

宿に帰って、同宿の人の話や、宿のご主人にそんな話をしたら、「いやいやダイビングだよ、ダイビング」とダイビングの魅力を聞かされ、またネット上のページを見ても、ここのダイビングは相当良いらしい…という話。

ダイビングなんてやったことも、やろうと思ったこともないけれど、ちょっとやってみたくなりました。
ハルトがもう少し大きくなったら試してみようかな。

Aka7
滞在3日め、集落の前浜を散歩していたら、誰かが三線の練習をしていました。
なんかいいなぁ、こういうの。

いつも旅行といいつつ、妻は常にメールチェックをしていたり、場合によっては仕事をしたりしているのだけれど、今回はそれも止めよう、ということで、パソコンも起動せず、写真もあまり撮らず、ひたすらのんびり。

結局阿嘉島には3日間居たのだけれど、海に一度行ったくらいで、あとは近所をうろうろしたり、部屋でハルトとひたすら遊んだり、ぐだぐだと過ごす。

沖縄って、なんとなく空気やそこに住む人々までもが「ゆったりゆっくり」というペースな感じがするけれど、ここ阿嘉島はさらにそんな感じが強くて、なんだか心地よい滞在でした。