涼しくなってきた

ちょっと前の記事にも書いたけれど、今年は本当に暑い夏だった。
7月中旬だったか?から急に暑くなり、それから暑いのなんの。

温度はともかく、許し難いのは湿度。
じめじめじめじめじめじめ…。べたべたべた…。

自分は本当に暑さに弱く、今年の暑さにはホトホトまいってしまった。
北海道はそれでもまだ過ごしやすい、なんて言っている人もいたけれど本当なのだろうか。

実は我が家には、このあたりでは珍しくエアコンがあるのだけれど、去年も一昨年も数えるほどしか使わなかった。
しかし今年は連日つけっぱなし。
ある日は冷房だったり、またある日は除湿だったりしたけれど、なにしろ大活躍。

とはいえエアコンは1階の妻の仕事部屋、つまり事務所の部分がメインで、あとは夫婦寝室が多少…という程度しか冷えず、台所やリビングは暑いまま。
リビングは南側に大きく開けた窓から、熱い太陽光線がギラギラ。
緑化屋根が暑さを防ぐなんて「なんのこっちゃ?」状態。

妻の仕事部屋にもハルトを遊ばせるスペースくらいはあるので、暑い時間はなるべく仕事部屋にいたけれど、しかしそれでは台所仕事はできないし、リビングの掃除もできない。

とはいえ食事の支度はやらなければならない。
只でさえ暑いのに、暑がって汗でぐちゃぐちゃになっている、熱玉のような息子を片手で抱きながら、身体をクルクル動かして、コンロの前で熱い鍋をいじったりするのは、なにかの修行のよう。

ご飯が出来たと同時に、今度はそのできたての熱々ご飯を食べながら息子にも食べさせなければならず、もう「まいりました」という心境。

エアコンのある仕事部屋でハルトと遊ぶ、というのも問題があった。
ハルトは同じ部屋にかーちゃんがいると、ついついかまって欲しくなり、妻も無視というわけにはいかなくて、仕事が滞ったりといろいろ不具合もあり、いい加減涼しくなってくれー、とずっと思っていた。

実は6年前の北海道移住を決意した隠れ理由のひとつが、関東のあまりの暑さに耐えられず「涼しい北海道へ!」というのがあった。それなのにこんなに暑いなんて…。

とはいえ「かちまい花火が過ぎたら涼しくなる」という十勝の言い伝え通り(言い伝えより遅れて?)、このところようやく涼しくなってきた。

今日なんかはかなり涼しくて、ホッと一息。
北海道の秋が待ち遠しい。