暑い北海道

ここ数日の十勝は本当に暑い。
昨日の最高気温は34度くらいだったようだし、今日も家の外気温計は33度を差していた。
首都圏の暑さなどに比べると、いくらか湿気は少ないし、夜はそれほど暑くならないとはいえ、でもやはり暑いものは暑い。
家族全員どうも暑さには弱く、暑いとなにもする気がしないし、食欲もなくなるし、汗だくだし、あまりいいことがない…。

さて、数日前、京都から友人一家が旅行に来て、宿泊地である然別湖に会いに行った。

京都はとんでもない暑さらしい。
北海道はさぞかし涼しいだろう…と期待して来てくれたと思うのだけれど、本当に申し訳ないくらいの暑さ。

ほんの2週間くらい前は20度にも満たない最高気温で、もしかしてストーブに火を入れる?というくらいだったというのに…。

毎度おなじみのホテルのロビーで待ち合わせをして「ご無沙汰してます~」なんて挨拶をして、部屋に招き入れてもらった。

部屋の中に一歩入ると、そこには信じられないものが!!

それは扇風機…。

ホテルは鉄筋で8階建て。
そんなに新しくはないけど、それほど古くもない。
それなのにエアコンが付いていないだなんて、誰が想像できようか…。

彼らはなにも言ってなかったけれど、さぞかしびっくりしたに違いない。
いくら温泉がいいとかなんとか言っても、こんな暑い中、エアコンレスの部屋に一家で宿泊はさぞかしツライはず。

北海道と東京の違いを述べるとき「北海道の冬は外は寒いけど、家の中や公共施設の中は暖房装備が整っていて、東京よりよっぽど暖かい」という話をすることがある。
実はこの話と逆バージョンで、「東京の夏は外は暑いけど、家の中や公共施設の中は冷房装備が整っていて、北海道よりよっぽど涼しい」と言うことができるのかも。

このホテル、もう5~6回は泊まりに来ているけれど、いつも冬ばかりだったのでエアコンが無いなんて気付きもしなかった…。

こんなに暑いことは年に数日しかないし、稀といえば稀なのだけど、それにしても本当に申し訳ない気持ち。

道産子たちは暑いのが好きらしく「汗をかきまくる暑い夏がいいのさ!!」なんてよく聞くけど、自分はそんな気持ちになれそうもない。

早く涼しくならないかなぁ。