カタクリの山

旭川郊外の小さな山に、カタクリの花が群生しているところがある。
いつか行ってみたい…と思いつつなかなか行けずにいたのだけれど、約200キロ離れたそこに、昨日ようやく行くことができた。

陽当たりのよい斜面は、カタクリとエゾエンゴサクが満開で、ちょうど見頃。
Katakuri2

紫のカタクリ、青のエゾエンゴサクが、他に色のない山を鮮やかに彩っていて、それはそれはきれいだ。

地面をよく見ると、落ち葉は上から重いもので圧縮されたようになっている。
そう、ここは少し前までたくさんの雪に覆われていて、入ることすらできなかった場所。

Katakuri1

地面を覆い尽くしていた雪はちゃんとすべて解け、地面の下に眠っていたたくさんの球根がこうして一斉に芽を出し、花をつける。

北海道は春真っ最中。