お会いしたかった方のこと

京都に行った理由のもうひとつは、京都のオバさんにハルトを抱いてもらうこと。

その「京都のオバ」さんとは誰か。
それは、妻の仕事上で大変お世話になっている方の奥さんだ。

このオバさんの旦那さん、仮にEさんとするけれど、我が家にとってはまさに恩人。
Eさんは日本における、ある業界を引っ張ってきた方で、私たちにとっても目標だし、本当にいろいろなことを勉強させていただいた方。(著書もあるし講演で全国飛び回っているし、知っている方も本当は多いはず…)

はじめてお会いした、今から6年前の起業時、たまたま講演のため札幌に来ていたEさんと、その講演を聞きに来ていた妻が知り合いになり、どういう訳か、まだなんの実績も経験もない妻に重要な仕事を任せていただき、それを通じていろいろなアドバイスをもらい、また他のたくさんのお客様を紹介してもらった。

妻への仕事の依頼は人づての紹介によるものが多く、それはツリー状の関係図になると思うのだけれど、その一番根っこの部分にあたるのがこのEさん。

つまり、妻の仕事が軌道に乗ったのは、この京都に住むEさんのおかげ。
またそれ以降も時々にいろいろとお世話になって、都度ごとに的確なアドバイスももらって、そのおかげで妻の仕事は軌道に乗った。

それによって私たちの生活は安定し、ちゃんとした?家も建てられたし、子どもが出来たのも無関係とは言えないような気がする。
自分が育児休暇を取れるのも、こんなふうに京都に行けたりするのも、回り回ってEさんのおかげ。

そしてなぜかEさんの奥さんである京都のオバさんとも親しくなり、3年前には念願だった京都行きも果たし、いつの日か家族ぐるみでのおつきあいに。
そういえば2003年の十勝沖地震の際、実家連中よりも早く、最初に「大丈夫?」と電話をくれたのはEさんご夫婦だった…。

ハルトを妊娠してから、オバさんはハルトのことをとても気にかけてくれていて、生まれた際にハルトの名前が刺繍された、手作りの心のこもったプレゼントをもらったりもして、絶対に0歳児の「かわいい時期」に会ってもらいたい!と夫婦共々願っていた。
育休中の目標を書いた紙にも「京都に行って○○さんに会う」というのがあった。

今回は唐突に行ったのでとても迷惑をかけてしまったうえに、ハルトに手作り離乳食を届けてもらったり、一家でおいしいものも散々ごちそうになって、またふたたび現在の事業についての重要なアドバイスまでもらって、素敵なおもちゃももらって、子どもたちにもいっぱい遊んでもらって、本当にオバさん一家にはいつもお世話になりっぱなし。

でも念願だったハルトにちゃんと会ってもらえて、私たちもオバさん一家とゆっくりお会いできて、本当に良かった。本当にありがとうございました!

オバさん一家の楽しい3人の子どもたちのことも、いろいろ書きたいことはあるのだけれど、紙面の都合で(笑)このへんで。

日本は四季があって本当にいいなぁ、そしてこうやって会いに行きたい人がいるっていいなぁ…と改めて感じた京都旅行でした。