寝かしつけテクニック

このところ生後8ヶ月の温人は午前と午後にそれぞれ1時間程度のお昼寝をしている。
このお昼寝の時間、親である自分にとっては貴重な貴重な自分の時間。
この時間に集中して家事やら、雑用やらをやっている。

午前10時と午後3時前くらいになると、グズり出すのが「眠くなった」のサイン。
そこからどうやって寝かしつけるのかが重要なポイントだ。

自分の場合、基本的には左手を頭側にして、3拍子の曲を軽く歌いながら(?)、ポンポンと背中あたりをたたいてあげるのがいつもの寝かしつけ方。
ポンポンとたたいて1回休む…ポンポン♪ポンポン♪というリズムが気持ちいいみたいで、立ち歩きながら、自分の腰の低い位置を中心にゆらゆらすると尚良いみたいだ。

先日遊びに来た女の子の赤ちゃんにも試してみたら、これが効果てき面で、あっという間に寝てしまい、こっちが驚いたくらい。
「ウチの子はおっぱいあげないと寝ないと思うよー」と言っていた両親もびっくりで、「さすが主夫!」なんて言われてちょっと嬉しい。

寝た後は、ベッドの上に移動するのだけれど、これがまた難しい。
そっと、そっと……でもあまりそっとだと緊張感が伝わるのか、不意に起きてしまうことがあるので、そっとしつつ時には大胆に移動するのが良いのだけれど、それでも最後に左手を抜く瞬間はドキドキしてしまう。

そうしてうまくそのまま寝てくれれば成功、起きて泣き出すとまた15分くらいかけて寝かしつける…ということになる。

でも、それでもどうしても寝てくれないときもある。
腕の中で寝るところまではうまくいくのに、そこからの移動がどうしても泣き出してしまう。

そんなとき頼りになるのはやはりチチ、つまり乳。
どんなにグズっていても、どんなに寝なさそうでも、おっぱいを含ませてもダメなことは基本的にないし、だいたいの場合、コロっと簡単に寝てしまう。
「あんなに苦労してもダメだったのに」とくやしい気持ちにもなるけれど、まあ仕方ないなぁ。
妻の手が止まってしまうので基本的には「最後の手段」なのだけど、しかしその最後の手段の出番はけっこう多かったりする。

男性の育児休暇について取得を奨励する人が、「おっぱいがなくても大丈夫!」と言っているのを目にするけれど、でもやっぱり母親の完全な代わりは無理なんだなぁ…とは実際の実感。

とはいえ、できるだけ妻のチチを借りないで済むようにもう少しいろいろ研究してみよう。

haru6561
↑そんなこと言ってもおっぱいが好きなんだもーん!と語る(?)ハルト0歳