ママの集まりに行ってみた

町に「子育て支援センター」のような施設があって、今日はそこで行われる6ヶ月育児相談会?の日。

この6ヶ月育児相談会、離乳食や歯の手入れの説明…という名目だけれど、案内書を見ると「自己紹介」などの時間が長くて、メインはママ友を作るための時間、ということのようだ。ママ同士育児についてワイワイお話しませんか、なんて書いてあるし。

仕事が一段落した妻も無理すれば行けたのだけれど、ここはせっかくの育児休暇だし、妻はこういうのあまり得意でないなぁ…なんて言っているし、どんなもんだか夫の自分が行ってみよう。
一応ほ乳瓶やミルクの準備をして、着替えやおむつ、母子手帳も持って、ハルトとふたりで出かけた。

もしかして女性天国?と予想して部屋にはいると、やはりそこには女性しかいない。参加者15名ほどと、6人程度のスタッフも全員女性。軽く挨拶して車座に座る。

みんな同じ2005年5月に生まれたママたちばかりなので、ほとんどお互いに知り合いらしく、他のママたちと話が弾んでいるのに、そこにポツンと座る自分。
うーむ、やはりこの場に父親は場違いか?

泣き出す赤ちゃんをあやしたり、おむつを替えたりしていると、なんとなく皆の注目を浴びているような気がするのは気のせいだろうか?

とはいえ名前と「育児休暇取って育児と家事を全般的にやっています」と自己紹介すると、なんとなくわかってもらえた様子。

会は自己紹介のあと、困りごとの発表、離乳食の試食、歯が生えてきたときの歯磨きの仕方、その他生活の注意点などが進む。ふむふむ。

最後の交流タイム。
黙っているのも変なので、となりにいるママに「赤ちゃんの手おっきいですねえ」なんて話しかけてみるものの、なんとなく不自然。
それでもなんとか無理して話をしてみると、その人の旦那さんは農家なので一日家にいるけれど、育児なんてほとんどノータッチ、今日は朝から遊びに行っている、なんて話。
なるほどねぇ。

ふと見回してみると、それぞれママ友同士数人ずつ集まって、自然発生グループのようになっている。ウチの子は…なんとかちゃんは…なんて話が盛り上がってるようだ。
北海道は冬寒いし、車社会なので、こういう場が公園の代わりになっているのかも。
そうなると今日って公園デビューのようなもの?

ママ友が絶対にいないとダメ…とも感じないし、ママ友グループに男が入るのも実際問題としては無理があると思うので別にかまわないのだけれど、こんな会ひとつとっても、やっぱり男女の育児の間には大きな壁があるなぁ。

そんなわけで、ちょっとママ友作りにはほど遠かったけれど、なんとなく雰囲気はわかった育児相談会だった。

自宅を出て、会に参加してちょっと買い物して、ふたたび自宅に戻るまで3時間余り。3時間くらいなら、ハルトとふたりきりで外出も可能ということがわかっただけでも良しとしよう。

育児休暇中、予防接種やこんな会などはあと数回あるので、今後も参加してみようかな。