探しもの人生、忘れ物人生

いつもいつも探しものをしている人がいる。

「えーと、こないだのあの通知書どこだっけ?」
「ドライバCD、大事だからちゃんとしまったんだけど、どこしまったっけなあ?」
「車の鍵、どこ置いたっけ?スペアキーはここにあるんだけど」
「保険証がない!?いったいどこ??」
「あーっ!航空券の決済、今日が期限なのにクレジットカードが見あたらない」

…と、なんだか日々とてもヤカマシイ。

ヤツの人生の5%くらいは探しものをしているのでは?と心配してしまう。

そして忘れ物が多い。

先日は生まれてはじめて財布を忘れて仕事に行ってしまい、泣く泣く往復1時間かけて取りに帰っていた。
時間もガソリンももったいないよ。

たまに携帯電話を家に置いて行ってしまうこともある。

昨年は、成田着国際線から羽田発国内線の乗継時ばあちゃんちに寄り道したら、うっかり航空券を置いてきてしまい「英語で書かれた航空券みたいなものがあるけど、これ大事なモノじゃないの?」という電話で気付き、あわてて羽田から藤沢まで取りに行ったこともあった。

そうだ、息子の出産のときも「大事だ」ってあれほど言っていたのに母子手帳を家に忘れて入院してしまい、深夜2時ころ病院自宅間を往復したんだった…。

まだ三十代になったばかりだというのにもう老化現象?
いや、忘れ物は昔から多かったし、モノをどっかにやってしまうのも、忘れっぽいのも昔からだ。
きっと日々頭を使わないで生きているせいに違いない。

…ええ、それは私のことです(笑)