赤ちゃんの個性

2週間ほど前、同じ今年5月に生まれた女の子の赤ちゃん一家を含む大勢の友人達が遊びにやってきた。

この女の子の赤ちゃんは我が家の赤ちゃんに比べて2週間ほど早く生まれて、現在体重6kg。
うちの赤ちゃんは体重4kgと少しだけど、並べてみると驚くほど大きさが違っていてビックリ。

6Kgの赤ちゃんは丸々と太っていて、手足もとても太い。
それに比べると、うちの赤ちゃんのなんと小さいこと…。2まわりは違う感じだ。

彼女は41週で生まれ、うちは36週で生まれたから、もともとのサイズが全然違うのだけれど…。

いやいや、これじゃあ「小さい!小さい!」ってみんなに言われるのも納得だなぁ。


この赤ちゃんは、深夜の授乳は退院後2~3日やっただけで、それ以降は7時間くらいずっと寝っぱなしだそうだ。
昼間も4~5時間は連続で寝ている…という話を聞いてまたびっくり。

うちは深夜もまだ3時間おきだし、日中は20分授乳→40分睡眠をひたすら繰り返す…という感じで、妻はとても大変。
日中泣くのはお腹がすいたわけではなく、抱っこして欲しい、あるいは口が寂しい…といった様子で、おっぱいをくわえさせると静かになるので、結果としてこんな感じになってしまう。
抱かれているか、ベッドに置かれているか…というところに非常に敏感で、泣く→抱いておっぱい→飲みつつ寝てしまう→そーっとベッドに置く→気付いてまた泣く…のループ。

夫である自分がいないときは、妻はトイレにも行けないくらいになってしまうこともあるようで、育児ノイローゼになってしまう母親たちの気持ちも理解できる、という話。

この時期はみんなそんなもんなのかと思っていただけに、「寝ているばかりで、いるんだかいないんだかわからないくらい」という友人宅とのあまりの違いに驚いた。正直言うとうらやましい…(笑)

うーん、うちの赤ちゃんは早産で未熟児として生まれ、そしてよく泣いてあまり寝ないという、ある意味「育てにくい」赤ちゃんなのかも。

とはいえ、それもまた個性。
体重は順調に増えているから授乳量は足りているようだし、手足をさかんに動かして機嫌は良いので、健康面では心配なことはない。
最近は人の顔を見てよく笑うようになってきたし、順調にステップアップしている様子。

よく泣くのも、抱いて欲しいのも、赤ちゃんが私たちを頼っている証拠であり、信頼しているのだろう。

長い人生、少しくらい最初の違いはあるだろうし、そんな育てにくさも笑って受け入れよう。
たくさん話しかけて、お散歩して、遊んであげよう。

彼にとっては、唯一の両親が私たちなのだから。