臨月となった妻は毎週検診。
一昨日の妊婦定期検診では、子宮口が1cm開いてきたとのこと。
推定体重は2400gくらい。経過は順調で、心配なことはなにもないそうだ。
現在、36週5日め。
まだ6月17日の予定日までは少しあるけど、もうそろそろ出てきても大丈夫かな?
出産の手順は、ものすごくおおざっぱに書くとこんな感じのようだ。
1.陣痛が来る(おなかが痛くなる)
2.痛くなるのは定期的。だんだんと間隔が短くなる。
3.陣痛が10分間隔になったら、仕度をして病院に入院。破水した場合も入院。
4.だんだんと子宮が開いてくるので、直径10cm(全開)になるまでひたすらガマン。
5.場合によっては、子どもがでてくるところを麻酔してチョキンと切る。会陰切開というそうだ。(うぅ、とても痛そう…。しかし陣痛のほうがずっと痛いみたい)
6.がんばっていきんで子ども生まれる。産道は狭いから、頭蓋骨を微妙にずらしてでてくるらしい。肩がひっかかるから回りながら出てくるんだと。
7.へその緒を切って、会陰切開をした場合はそれを縫う。
…うーん、なんだかとても大変そうだ。
陣痛の痛みというのはとんでもないもののようだし、実際には台の上にはりつけ?状態なのだろうし、なんとかモニターを付けたり、半端じゃない状況のようだ。
しかし、こればかりは妻にがんばってもらう他ない。
こんな凄まじい体験を目前にしているというのに、本人の様子はというと、病院のていねいなガイダンスのおかげなのか、それとも持って生まれた性格なのか、はたまた出産を控えた女性というのはそういうものなのかよくわからないけれど、それほど不安そうな様子もなく、精神的にはとても落ち着いていて、むしろ出産自体も楽しみにしているみたい。
そしてそんな出産がなんとか終わると、こんどはさっそく朝昼夜深夜問わずの授乳が始まり、新生児との生活にそのまま突入。
入院期間は5日くらいほど。
入院中の細かいことはよくわからないけれど、まずは母親の体力回復が一番で、その他授乳したりいろいろあるみたい。
それにしても、たとえばこんな流れひとつとっても、子どもがいるひとたちにとっては常識なのだろうけど、初めて赤ちゃんを迎える私たちには知らないことばかり。
出産目前の準備としては、入院の準備を整えて荷物をまとめておくこと、緊急連絡先のリストを作っておくことくらい。
あとはなるべく遠くに行かない(病院から片道1時間以内を行動圏としよう…って自宅が一番遠いかも)、夫も急な運転に備えてお酒は常に控える、携帯電話はちゃんと充電しておく、などなど。
まだまだ先だと思っていたのに、気が付いたらもう出産も目前のような気がしてきた。
考えてみれば、予定日の3週間前からは正常産なのだから、5月27日、つまりあさってからは正常産の時期、つまりもういつお産が始まってもおかしくない…ということ。
子どもと会える日がいつになるかはわからないけれど、不安ちょっぴり楽しみいっぱい。
陣痛が始まるのを待っている、そんな今日この頃だ。
きゃらめる
何だか私までワクワクドキドキしてきます。
ちなみに私は、待てど暮らせど陣痛が来ず、予定日超過、羊水過少で帝王切開でした。
帝王切開には全身麻酔と硬膜外麻酔というのがあって、後者だと意識があってご対面も可能なのですが、前者だと産んだんだか何だか分かりません。(私は前者でした。)
どちらになるかは、病院によります。
先生に「どうなったら陣痛が来るんですか?」と何度も聞いたのですが、それは未だ解明されていない謎らしいです。
ちょっと神秘的ですよね。