夫の実家の手伝いは必要?

先日、東京に住む妹と電話で話をしていたら、母親が出産の手伝いをしに北海道に来ようとしている…ということが偶然発覚。

ええっ!?
そんな話はまったく聞いていないけど!?

どうやら私たちには一切相談せず、自分の支援が必要に違いない、と決めつけて、ひとりで勝手に話を進めていたようだ。


あわてて実家に電話をかけ、母親の言い分を聞くと、母親自身、息子が生まれたときに、同居していた義母に家事や赤ん坊の世話をかなり手伝ってもらい、それがとても助かったから…ということらしい。


うーむー。

こういうときは妻の意見が最優先。
聞くまでもないけど一応聞いてみると、妻の意向としては、たとえ赤ちゃんの世話が大変でも、夫と赤ちゃんだけのほうが気が楽…というスタンス。

嫁と姑、仲が悪いわけでもないし、なにか相性がよくない…というわけでもないのだけれど、妻はとても気遣いをするタイプ。姑への気遣いだけでとても疲れちゃいそう。


自分の意見としても、いままで二人でお気楽に生きてきて、そこに母親とはいえ他人が一時的にしろ同居する…というのはちょっと想像しにくい。

もちろん掃除もちゃんとしなきゃいけないし、トイレのときは扉閉めなきゃいけないし、所かまわず放屁しながら歩けないし、風呂上がりに裸でウロウロできないし……ってそれは子どもがいても同じか(笑)


いままで妻の仕事が猛烈に忙しく、家事その他のすべてを、夫である自分が仕事をしつつなにからなにまでやっていた期間も長い。
なにしろ自称兼業主夫だし、もちろん赤ちゃんが来ても、とりあえず一人目は夫婦ふたりで乗り切れるような気がする。

妻の食事の仕度は今でも自分がやっているし、いざとなれば今は昔と違って24時間営業のスーパーや、冷凍のお総菜など、なんでもある。
困り毎にはネットもあるし…。

それに我が家は車がないと、買い物にも銀行にも病院にもどこにも行けないけれど、免許を持たない母が手伝いにきて、右も左もわからない土地でどうする気なのだろうか?


30年前の母の出産当時は夫のサポートなんてこれっぽっちも受けられなかったのであろうことはすぐ想像できるけど、自分の場合はまぁ困ったことがあれば会社を休むのも容易。もちろんサポートする気も満々。

自分はおっぱいはでないけど、しかしそれは母だって同じだし。

それに自分たちの都合だけで北海道に移住してきたのだから、できるだけ自分たちのことは自分たちだけで解決したいという気持ちがなきにしもあらず。

私たちの気持ちとしては「来ないで欲しい」…とまで言うとちょっと言い過ぎだけど、今の仕事を投げ打って、身体の調子も悪いのに(クビが慢性的に痛いらしい)、無理して来てもらうほどのことはないと思う。

初孫の面倒を見たい…という気持ちもある程度は理解できなくもないけれど、しかし今回はちゃんと説明してお断りすることに。
まあ7月にでも、みんなで遊びに来てちょうだい。

というわけで、夫の実家の支援、今回は申し出があったのにわざわざ断った…という話。

とはいえ強がってみたものの…本当は赤ちゃんのいる生活自体がぜんぜんわからないからそんなことが言えるのかも?とも思う。

なにしろ自分も妻も、本物の赤ちゃん自体、さわったことはもちろん、あまり見たことすらなくて、いろいろ読んだり聞いたりしているけれど、知識だけの頭でっかち状態だ。

赤ちゃんの世話が、もう想像を絶するくらいに大変で、重労働で、もう大変!誰でもいいから助けて!という状態に絶対ならない…という確信はなく、単に「わからないだけ」だ。

さてさて、どうなりますか。