自転車デビュー

日曜日のこと。
妻は仕事が追い込みで忙しく、朝からパソコンに張り付いている。
毎日毎日仕事仕事もいいけど、もう妊娠9ヶ月なんだし、日曜日くらい休んだほうがいいと思うのだけれど…?

自分はというと、朝ご飯をつくり、昼ご飯をつくり、晩ご飯の仕度をして、家中の掃除機をかける。
そしてふと窓の外を見ると、なんだか暖かそうな青空。
そうだ、自転車に乗ってみよう!

というわけで、秋口に買って、すぐ妻の妊娠が判明してほとんど乗っていない自転車を倉庫から出してきて乗ってみた。
今年はこの自転車で会社に行くのが目標だけど、まずは慣らし、ということで、ちょっとそのへんをサイクリング。

目的地は自宅から13キロほどのところにある温泉。

天気もよく、冷たい風が心地よい。
遠くの日高山脈の山並みは雪がかかって、真っ白。
その白さと、畑の土の色、ところどころにある緑の秋まき小麦のコントラストがいい感じ。

…ところが最初は軽快にスタートしたものの、だんだんと風が冷たくなってきて、体温が下がってつらくなってきた。
やっぱりまだ4月の北海道は自転車にはちょっと寒いみたい。

というわけで、残り4kmほどを残してターンして帰宅したのでした。
ちなみに家から町までの道のりは、車だと気付かない程度に微妙な坂道になっていて、行きは楽しいけれど帰りはちょっとつらい。

乗ってみてわかったけれど、北海道の郊外って遮るモノがなにもなく、風は容赦なく吹き付けるし、日射も強いし、さらに車は恐ろしい速度で走っているし、わりと自転車乗りには過酷なのかも?

またもう少し暖かくなったら乗ってみよう。