みかん湯

入浴剤が好き。

前の家はお湯がでない&シャワーがない風呂だったので、あまり入浴剤は使わなかったけれど、新しい家は風呂がとても温かく、足が伸ばせる大きな浴槽ということもあって、毎日いろいろな入浴剤を入れて、ゆっくり風呂に入るのが日課になっている。

家から15分もクルマを走らせれば安く入れるちゃんとした温泉があるけれど、でも家の風呂もなかなか捨てがたい。

そのときの気分によってバブ(泡がでる錠剤形状の入浴剤)だったり、入れると白く濁る液状の入浴剤、小袋に入った全国の温泉地めぐりみたいなもの、はたまた雑貨屋で売っている変わった入浴剤だったりいろいろだけれど、ちょうど今頃の定番なのは「みかん湯」だ。

みかん湯は市販品ではなくて、みかんの皮を使った自作品。
用意するのは市販のお茶パック袋(不織布で出来ているような20個入100円くらいのもの)だけ。

作り方は、みかんを食べたら、その皮を少し細かくして窓際に置いておき、数日経って乾燥したら、お茶パック袋に入れる…ただそれだけという簡単なもの。

風呂に入れると、乾燥した皮がお湯でもどり、なんともいえないみかんの香りが広がって、なかなかいい感じ。
効能はよくわからないけれど、みかんの香りにつつまれてリラックス効果?かな?

ちょっと濡れないようにコツが必要だけれど、文庫やら新書みたいな小さな本を持ち込んで、ぼけーっと本を読みながら、ぬるめのみかん湯にゆっくりつかって一日の疲れをとる。
うっかりのぼせてしまったら、窓を開けて冬の寒い風を浴びてみるのもちょっといいかも。

そんな冬の夜のおすすめ「みかん湯」いかがですか?