初雪と雪見照明

2004年10月26日。
とうとう私たちの住む土地にも雪が降ってきた。

今日の雪はハラハラと舞う雪。
先日も少し白いモノが舞っていたけれど、個人的に今日を初雪の日とすることにしよう。

今日の雪は地面に落ちてすぐ溶けてしまう、そんな雪だった。


雪のふるさまはどうして心にぐっと来るのだろう。

雨も似たようなふりかたをするけれど、でも雪の降る様子は見ていて飽きないし、心惹かれるものだと思う。


四つ葉屋根の家では、1階と2階の両方に大きめのウッドデッキがあるが、それぞれ明るめのライトを設置した。
実は照明は雪を見るためにあるもの。


静かに雪の降る夜、部屋の照明を落としてカーテンをあけ、ライトの光を空に向けて投げると、まるでなにかの舞台のように、照明に照らされた雪がしんしんと降り積もる様子を見ることが出来る。

それはまるで夢のような景色。


この話を他人にするとほとんど変人扱いされてしまうのが難点だが、でも誰が何と言おうと、私たちはこんな雪の降る様子が大好きだ。

こんな夜ももうすぐだ。
今年も雪を楽しみ、冬を過ごしていきたい。