兼業主夫の家事 買い物編

職業・システムエンジニア。

一応自分の本業である。
勤務は月曜から金曜まで。祝日は休み。定時は午前8時40分から午後5時半までだが、だいたい午後7時くらいまで職場に居ることが多い。

詳しくはまた別の機会にふれるが、自分にとってサラリーマンとは「サラリーをもらうための手段」でしかなく、それ以上でもそれ以下でもない。
従って、職場では早く帰るほうだし、残業は必要最低限、休日出勤も基本的にはお断りである。


SOHOな妻は平日の昼間はパソコンに張り付いて仕事をしているので、買い物は自分の仕事だ。
基本的な動きとしては、会社帰りにスーパーに寄ってその日の夕食を買うのが基本。
夕食の献立を考えながらの買い物となる。

19時に退社、通勤に40分、買い物に20分かかるとすると、帰宅は20時。
しかしどんなに遅くとも21時、できれば20時半には「ごはんできたよ」としたい。

従ってメニューを選ぶ際にもっとも重要なことは、できるだけ早く料理が完了するもの…である。

でもやはり、できるだけ旬のものを食べたいし、できるだけ地元のものを食べたい。
できあがってるものよりも素材を買って料理したい。
できれば最近食べていないものをチョイスしたい。
しかし食事の準備のスピードは早く早く。

…このなかで、その日のメニューが決まっていくのである。

買い物なんて簡単そうでいて、冷蔵庫の中身を思い出しながら、またここ数日食べたものを思い出しながら、売り物の鮮度・価格を見つつ、調理方法を考えつつ、家族の栄養のバランスもちょっと考えて、それでいて買い物そのものにかかる時間を最小にする…という、かなり高度な作業だ。

実際、ストックしてあるマイタケをまた買ってしまったり、メニューのとりまわしがうまく出来ず食べずに食材を腐らせてしまったり、これがなかなか難しい。


近所のSOHOな人や、専業主婦でも小さな子どもが居る家などは、生協などを積極的に利用しているようだ。
事前にカタログで食材を選び、戸別に配達してもらうシステム。

自分も一時はこれをやろうと思ったけれど、ちょっと考えてやっぱりやめた。

スーパーというのは楽しいモノだ。
なにが売っているか行ってみないとわからないし、思わぬモノが売っていたり、行ったことのある場所が産地の商品があったりする。POPなどで意外な提案に出会うことも多い。

それらを見るのも、思い直してメニューを変えるのも、なかなかどうして楽しい作業だ。

たとえ冷蔵庫に賞味期限切れのキムチが2パックあっても、今日も会社帰りにはスーパーに寄って買い物をしていこう。