生まれてすぐの赤ちゃんを病院で撮る

さあ赤ちゃんが生まれました。
おめでとう!
今日はそんな生まれてすぐの赤ちゃんを撮ってみましょう。

でも生まれてすぐのときは赤ちゃんもママもとても疲れているものです。
心身ともにボロボロ・・というのが普通。
お見舞いに行く場合は細心の注意を払い、長居をしないようにしてくださいね。
家族の場合はいいですが、友人やそれほど親しい相手ではない場合は「行かない勇気」も時には必要です。
化粧はもちろん、お風呂にも入れない状況だということをお忘れなく。
行く場合は出産当日から数えて3日目以降がいいかもしれませんね。

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EOS10D 35mmレンズ使用 絞り優先F1.6 +1/3補正 ホワイトバランス:太陽光 2007年撮影

撮影モードは「絞り優先」がオススメです。
絞りはやや小さい値にして、ふんわりした感じを出しましょう。
作例1ではF1.6に設定しました。

露出補正は少しプラスにして、やらわかさを表現します。
作例1では+1/3に設定しました。

照明については部屋の自然光で大丈夫です。ストロボは使ってはいけません。
屋外が暗い時間の撮影ではフリッカー現象に注意が必要です。

ピントはもちろん目にあわせます。

そして大切なことは、赤ちゃんと話をしながら撮る、ということ。

僕も友人ママのお見舞いに産院に行って赤ちゃんの写真を撮ったり、もちろん自分の子どもたちもたくさん写真に撮りましたが、やっぱり声をかけると違いがある気がします。

「かわいいね」
「無事に生まれておめでとう」
「この世はどう?」
「幸せな人生を送るんだよ」

なんでもいいんです。

もちろん赤ちゃんにそんなことを言っても無駄だなんてことは百も承知です。
でもやっぱり相手は人間なんだから、声をかけてあげたいし、ママも少しは安心するでしょう。
もちろんママにも声をかけて、どんな出産だったか、また産みたい?なんて聞いてみましょう。

もし可能であれば、ちょっと触ってみたり、抱っこしてみたり、そんなこともしてみるといいと思います。

赤ちゃんに話しかける。
そしてちょっと落ち着いたところでそっとシャッターを押す。

それが自分の子であれ、友達の子であれ、赤ちゃんの誕生に立ち会える…というのはとても素敵なこと。
写真撮らせてくれてどうもありがとう。

上手に撮れたら、写真をママにプレゼントしてあげるのもいいですね。

◇「生まれてすぐの赤ちゃんを病院で撮る」まとめ
・絞り優先、絞りはF2前後でふんわり感
・赤ちゃんに声をかける
・露出補正は+1/3~+1程度