台湾ボランティアガイド 世新大学日本語アテンドチーム制度

先日、家族5人で出かけた台北1週間の旅。

いつも旅にでて思うことは、現地に住んでいる人に知り合いがいると、旅は100倍楽しめる…ということ。

現地の暮らし、現地の人たちの気持ち、食べ物、習慣、そんな話を聞きながら旅をすると、旅はとても印象に残るもの。

それで事前に、なにか現地の人と話をしたり、案内してもらう方法はないかなぁ…と調べていたら見つけたのが、台湾の世新大学「日本語アテンドチーム」の制度。

台湾で日本語を学んでいる台湾人の大学生が日本語の学習や国際交流?を兼ねてボランティアでガイドしてくれる、、という制度なのです。

日本語が話せるのであれば意思の疎通も簡単だし、台湾の人ならば現地のことももちろんいっぱい聞けるはず・・。
これはぜひ申し込みしたい!

というわけで、今回は事前に申し込みをして受理していただき、出国前に学生さんから直接メールがきて、コースのやりとりをしたのでした。

当日の様子は前回のエントリでご紹介した通りだけど、今回はこの制度の詳細をご紹介。

決まりとしては、以下のようなもの。

・対象者は台北に観光で行く日本人
・ガイドは基本的にふたりチーム
・事前に申し込みおよび調整が必要
・ガイド時間は日中が原則。ガイドの範囲は台北周辺で、夜10時前に終了。学生にふさわしくない場所への立ち入りはダメ。
・ボランティアなので謝礼は不要、ただしチームの交通費および食事代は日本人観光客が負担

この制度のいいところは、基本的に決まったコースがないこと。
自分が行きたいところ、みたいところをリクエストできるのです。

手順としては…
・大学のホームページのアドレスに申し込みしたい旨メールで連絡(日本語でOK)
http://www.iris.dti.ne.jp/~taitsu/seshin.htm
・詳しい要項と申込書がメールで送られてくるので、記入して返信
・大学側で申し込み内容の審査
・出発が近くなると案内してくれる学生が決まって紹介してくれる
・あとは学生さんと直接メールでやりとりして、行く場所や待ち合わせを調整

という感じ。

行きたいところはガイドブックなどを見て指定してもいいし、こんな感じのところに行きたい、とか、こんなものを食べたい、などでもいいみたい。

僕たちは…
・子連れなので、基本的に子どもが行けそうなところ
・現地の人たちの暮らしぶりがわかるようなところに行ってみたい
・夜市を歩いてみたい

などの要望を出したのです。

しばらくすると大学生から直接メールが来て(日本語)、あとはいろいろと話をしながらコースを決める、という感じでした。
最初は13時スタートのほうがいいかなぁ、と思っていたけれど
せっかくなので都合よければ朝からどうでしょう?なんて提案してくれたり、コースにガイドブックに載っていないようなスポットを入れてくれたり、その楽しい様子は前回のエントリのとおり。子どもたちもとても楽しそうだったし、なにより僕ら夫婦もとても楽しくて、思い出に残る一日になりました。

そんなわけで、台湾ボランティアガイド 世新大学日本語アテンドチーム制度、とてもオススメです。
子連れであればなおさらおすすめ!
ユウさんによると10組程度の日本人観光客をガイドした経験がある、ということなのでそれなりに利用者はいるみたい・・。
学生さんにとっては単位になるような話でした。日本語学習にもちょっと役に立ったのかなあ?

いずれにしても台湾に観光旅行に行く機会があればぜひ利用してみてください!

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