小さな学校の大きな運動会

先日、ハルトの通う小学校で運動会がありました。
全校生徒40人しかいないのに、プログラムは朝から15時までびっちり。

それもそのはず、この運動会は小学校だけではなく地域の中学校、そして保育所やその他の一般人も参加する大きな運動会なのです。

1年生ハルトの出番もたくさんあるのはもちろん、自分や妻も地域対抗リレーや、保育所の親子競技、玉入れ、親子お遊戯など出番が盛りだくさん。

ばーちゃんが参加できる種目や、保育所にも入っていない小さな子が出られる競技まで。まさに地域あげての大体育大会の様相。
学校と地域挙げての、小さな地域の大きな手作りイベントなのです。

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途中からお天気もよくなって気持ちいい!ちなみにこれで全員。

そんなわけで始まった運動会。

自分も含めて親全員だいたい係がなにかしら当たっていて、なかなか席にいないのが面白い!
参加者を募って走り回るお父さんたちの姿も..

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「一等賞だったらパフェ!」
そんな単純な話につられてがんばって走る次男夏樹(笑)
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三男あゆむも参加中。

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子どもを乗せて走る競技。

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地域住民がみんな参加して…埼玉、神奈川、愛知..全国から子どもたちを応援しに各家庭に親戚などが来ていて、我が家でも義母が運動会に合わせて来てました。

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地域の男女がくじで二人三脚をする競技、、なぜかかーちゃんズ大張り切り(笑)

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そして主役の小学生の子どもたち。

その昔「ハルトのおとうさん、ダイヤモンドみつけたんだ」なんて言っていた子、保育所の豆まきで泣いていた子、いつも散歩であいさつする子、いつも遊んでいる近所の子たち、みんなそれぞれ大きくたくましくなって..

みんながみんなのことをよく知っていて、みんなのことを応援している。
それぞれがとても楽しそうで、それぞれが一生懸命。

小さいってのはこういうことなんだな-。

僕が小学生のときは子どもが1500人もいるマンモス校にいた。
運動が苦手だったので運動会なんて苦痛なだけだったけど、自分もこんな運動会だったら楽しかったんじゃないかなあ。

全校が紅白に分かれた構成で進んでいたのだけど、学年間や中学校との連携も見事。
紅白に分かれたチームごとの応援合戦では、小学校1年生から中学校3年生までの息がぴったり。
どうしてこんなことができるんだろう?

一番良かったのは最後の全員リレー。
今年入学の小学校1年生からスタート。

足の速い子も遅い子もみんな本当に一生懸命に走る走る。
応援する側も力が入って、気がつくとみんな「がんばれー!」と声を張り上げている。
その一生懸命ぶり、熱気、そしてみんなの一体感…

それをサポートのする地域…
なんだか「小規模」の良さがぎゅっと詰まった運動会。

小さな学校、小さな地域っていいなー..素晴らしいなぁ。
…そんなふうに感じた6月の運動会でした!