こどもの日、Facebookで見かけたイベント、麦麦パン教室の「親子パン教室」に参加しました。
子ども向けのパン教室、主催しているのは、我らが十勝のパン屋さん「ますや」さん。
我が家もみんな大好き!
職場からも近く、会社帰りやエコパなどに遊びに行く際など、なにかと使わせてもらっているますや麦音店が会場です。
まず受付を済ませて1組1500円の代金を支払い、子ども向けのシェフ服(?)に着替え。
最初に体験するのはあんぱん作り。
アンコを計量して、パン生地に包みます。
おじさんの説明をよく聞いて…
うまくできるかな…?
今回のパン生地は食パンのものだそうな。
ひとり3個ずつ作ります。
子どもの小さい手にはちょっと難しいけれど、でもそれがまた楽しい!
パン生地のふわふわした感触を確かめながらアンコを包みます。
終わったら、発酵の機械に入れて発酵を待ちます。
その間、食育の時間ということで、小麦の教室。
畑でとれた小麦の穂の見本から、順に粉になるまでの課程のお話を聞く。
実物の感触を確かめながら・・・
ふむふむ、なるほど…
小麦粉で作るモノ、なにかわかる人~!
ラーメンやピザなど、みんなの大好きなものがいろいろと小麦粉から作られるんだね-。
続いては小麦粉の製粉を体験。
石臼をひいて、小麦粉を作ります。
ひとり10回ずつ回すのだけれど、これが結構大変みたい…
ぐるぐる・・・
1キロの製粉をするのに、大人で8時間かかる計算になるんだって!
続いては店舗の見学と体験。
「みなさんはお店の人なので、お客様にごあいさつをします、、、お客さまへのごあいさつといえばなにかわかるかな・・・?」
ということで…
「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」「おつかれさまです」の練習をして店内へ。
店内で買い物をしているお客さんたちに「いらっしゃいませ!」とごあいさつ。
小さな6人のシェフの登場にかわいい~!と大人気…?(笑)
ここはキッザニア?(笑)
いつもありがとうございます♪
ゴールデンウィーク真っ最中ということもあり、店内はお客様でいっぱいでした!
そして子どもたちは厨房に..
そうこうしているうちにパンが完成!美味しそう!
いろいろと教えていただいた、ますや社長の杉山さんと。
ますやといえば、十勝の庶民パンの代表で「あんドーナツ」をはじめとする菓子パン主体という感じ。
低価格で身近、いろいろな意味で十勝のパンのベンチマーク的な存在だなー、と12年前に十勝に来た当初から思っていたけれど、なんとなく芽室のめむろ窯ができた頃から、全体のレベルがあがった気がして、最近は十勝のパンを引っ張っていこうとする気迫のようなものが感じられて。
今まではただ安くて身近な感じだったのに、最近できためむろ窯や麦音はとても美味しくて、ハイレベルなパンが多い。
天然酵母系など、とても美味しいパンも増えてきた。特に麦音で売っている「カンパーニュ」「ブール」(ともに500円)が絶品!
十勝には「十勝人が思っている以上に、全国的に見ても価値が高いもの」がいくつかあって、ますやパンと、パンにかけるその思いは、間違いなくその代表になった気がする。
今回のパン教室は…
「十勝をパン王国にしよう」「小麦やパンの作り手の気持ちを食べ手に伝えよう」
「十勝の人に新しいパンの美味しさや楽しさを提案しよう」
そんなますやの心意気を十分感じることができました。
お持ち帰りするはずが、美味しそうなかおりに心惹かれて、店の外のベンチでパクリ・・
お味見で1個のはずが、ふたりぶん6個全部があっという間に胃の中に消えていったのでした(笑)
そんなわけで、今回のパン教室、単純に楽しかったし、美味しかったし、子どもたちも大喜び!
定期的に開催しているわけではないみたいだけど、子どもたちに普段食べているものを考えてもらう観点からも、単に楽しいイベントのひとつとしてもとてもオススメです。
「ますやホームページでチェックしてください」だそう。
またなにかあったら参加したいなー..
どうもありがとうございました!