家族のハイライト

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このところ、ちょっとした資料づくりを通じて、夫婦でいまの我が家を客観的に振り返る機会がある。

それを通じて感じることは、やっぱり今は我が家の家族としての「ハイライト」だなぁ、ということ。

子ども達3人、うちはテレビもあんまり見ないし、携帯ゲームもないし、おもちゃも多くないし、子ども達が静かになにかをしている…ということは少ない。

子ども達の遊びといえば、外かリビングが舞台。
走り回ったり、自分たちをなにかに見立ててなんとかゴッコとか、そんな遊びが多い。

長男は6歳でもうすぐ小学生。
アホで常時ボリュームMAXでうるさいけど、でも毎日走り回ってとても楽しそう。意味の分からないことを叫んで走って、飛び上がって、弟たちにちょっかい出して、まさにアホ男子の見本。人の言うことなんてまるで聞いてない。
悩みや不安なんて微塵もなくて、毎日本当に楽しくて、いつも明日が来るのが楽しみで仕方がない感じがする。

次男は4歳。彼は口が達者で、なにかといえば口ごたえが得意。
にーちゃんや我ら夫婦を理屈で攻めようとする。でもそこはまだ4歳児、変な説明をしたり、話が矛盾していたり、まだまだ可愛らしい。
そして毎日楽しそうなのは次男も一緒で、すごい勢いで走り回っては汗だくになっていつも大笑いしている。

そして三男0歳。
彼もまた身体を動かすのが大好きで、その細いからだを生かして、ハイハイで高速移動を楽しんでいる。
いつも笑っていて、楽しそうににーちゃんたちを見ている。
最近はなんとかひとりで立っていられるようになったのが嬉しくて嬉しくて。
まだ5秒くらいがやっとなのに「どうだっ!」と得意げだ。

男三人の兄弟なんて、なんだかすごそう…と言われる。

たしかに動物園のようににぎやかで、もちろんケンカだってするし、それこそ夫婦で話ができないほどのやかましさ。

「なんでウチはこんなにうるさいんじゃー!」と思うことも多い。
でもね、なんとなくこんなのも悪くないよね…と思うことも、また多い。
なんでだろうなあ…?

いずれにしても、こんなふうに子ども達が走り回って毎日大騒ぎなのって、きっとそんなに長くは続かない。

5年とか10年とか経って、後から振り返ってみたら、あのころは毎日うるさくて、あーでもねーこーでもねーと大変だったけど、でもそれはそれで楽しかったよねー…なんて言いそうな気がする。

やっぱり今はきっと、家族のハイライト。
こんなふうに家族で毎日過ごせることに感謝だ。

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