先日、保育所が一緒のパパ友さんが子どもを連れて遊びに来た。
子ども達同士は勝手に遊んでいるので、子育て話や家事話、キッチンの話、デジモノの話などに話が咲いていたのだけど、なかでも話題になっていたのが「食器洗い機」の話。
彼も仕事をしつつ、家事をする人なので「食洗機って絶対必要だよね」って意見が一致して話が盛り上がった。
ママ友さんのなかでも、食洗機を使う人、あるけど使わない人、欲しい人、無いけどいらない人といろいろいるけれど、ここで問題にしたいのは「欲しいけど、配偶者が反対している」ケースだ。
食洗機が必要だと思う理由は3つ。
ひとつはなんといっても時間の節約。
ただでさえ時間が足りないのが子育て中。
食器を洗って乾かして拭く…なんてことに時間を使うくらいなら、少しでも家族との時間、子どもたちと過ごす時間、のんびり過ごす時間でもいいけど、そういうものに使った方がいいに決まっている。
1回につき20分節約できるとして、1日2~3回、1ヶ月なら20時間から30時間。年間なら240時間。
それだけの時間の時間を生み出せるのが、食洗機だ。
機械に任せられる部分は機械に任せよう。人間どう生きるか、というのは結局「どう時間を使うか」というところにかかっている。
2つめは単純に光熱費の問題。
もう10年近く前の話で正確な数値ではないけれど、我が家では食洗機導入で水道代とガス代が千円~2千円程度下がった。
電気代は少し増えるので、都合にすると千円程度だったと思うけれど、それでも何年か使えばペイだし、手荒れ対策にクリーム買ったりする費用も含めればもっと差は大きくなる。
最後は、気持ちの問題。
配偶者が「欲しい」と言っているのに、それに反対して導入しない…
すると反対されている側の不満はたまる一方だ。
「じゃあ代わりに洗って」と言ったとして、それがどんな状況であっても100%応じて代わりに洗う…というのであればいいとしても、そんなケースは聞いたことがない。
結局は「皿洗いイヤだな…」という気持ちや、翌朝の洗い残した食器の山を見たときの気持ち、手荒れ、体調が悪いときなどに対する想像力が欠けている。
はっきり言ってしまえば思いやりにも欠けている。
そんな負の気持ちや不満が、たかが食洗機を買う程度で解決できるのであれば、こんな簡単なことはないのでは?
今、必ずどの家にも洗濯機はあって、洗濯機?そんなの使わないで手で洗えば?なんて言う人はいないのに、食洗機になるとそういう話になるのは不思議だ。
とはいえ、なかには使い手がシュフの誇りとして「私は手で洗いたい!」あるいは、どうも機械は苦手でさ…みたいなことを言う人もいる。
使い手がそう言うのであればいいけれど、もしこれをお読みのみなさんの配偶者が「欲しい」と主張したら、ぜひ入れることをオススメします。
皿なんて機械に洗わせて、その時間でオレと遊んでくれ~…と0歳児が言っているかどうかは知らない(笑)