最低限おもちゃ生活

12月に入ったので子ども達のおもちゃも大掃除しようとおもちゃ箱をひっくり返した。いるものといらないものをわけて、大規模に取捨選択をしようとする作戦。ダンシャリってやつかな?

ところが。

意外と捨てるおもちゃがない。
…というか、そもそもおもちゃ自体が我が家にはとても少ない、、ということに気付いた。男の子ばかりの兄弟なのにたったこれだけ?という感じ。

そういえば我が家は基本的におもちゃ屋には行かないので、ふだんの暮らしでおもちゃが増える機会は少ないし、もらいもの少々とプラレールやトミカが少し、それにブロックの類や積み木などがある程度だ。

ふだん子ども達がなにで遊んでいるのかいうと、たとえばペットボトル。
これに穴をあけて水を入れて遊んだり、紙を細かく切って入れて遊んだり。
折り紙でなにかを作ってロフトから投げたり。
新聞紙で昔懐かしいクラッカーやカブトを作ったり。
食べ終わったプリンカップに色を塗って、なにかに見立てて遊んでいたり…。

おもちゃには自分で動かしたり工夫して遊ぶ能動的なおもちゃと、電池を入れたりして勝手に動く受動的なおもちゃがあり、親である自分たちは「受動的なおもちゃ」を基本買わない…というポリシーや、そもそも基本的には我が家では外遊び奨励なので家遊びをする時間自体が一般的な子に比べて相当少ない…というのもある。

おもちゃと言えば今年、ハルトの6歳の誕生日前に「なにが欲しい?おもちゃでもなんでもいいよ」と聞いたら、しばらく考えて返ってきた答えは「すごい懐中電灯」。
夜に外で遊べるし、家の中を暗くして遊ぶのが最高だと思うから!という答えだった。

そして買ってあげたのがコレ。
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それはそれは大喜びで、半年経った今でもお気に入りだ。

ナツキ4歳の誕生日も、消防車のおもちゃと迷ったあげく、けっきょく「にーちゃんと同じモノ!」という結論に達して、彼も同じモノをゲットしていた。

基本テレビを見る習慣がない我が家なので、キャラものを欲しがることもCMを見ることも少なく、なんとかメダルとかに夢中になっている他の子たちに比べてなんかちょっと気の毒な気もしないでもないけど、でもやっぱりあるもので工夫して遊ぶのは大切なことのような気もする。

子ども達は新しいおもちゃを欲しがることもなく、家にあるモノ、外に落ちているモノや日常品で工夫して遊んでいる。それこそ「ボッコ(木の棒)一本でずっと遊べる」子どもになってくれたのは、親としてなんとなく嬉しい。

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そんなわけで最低限おもちゃ生活、オススメです。