小麦ロール

roll
EOS10D EF17-40mmF4L

十勝の主要な農産物のひとつに小麦がある。
この小麦は、秋にタネをまいて、翌年の7月下旬から8月にかけて収穫して、小麦粉になり、麺類やパンになって私たちの口に入る。
収穫はコンバインという大型の機械で。

収穫後には「麦わら」が残るのだけれど、この麦わらは、酪農家が牛の寝床などに使うそうだ。
畑作農家は酪農家に麦わらを渡し、代わりに酪農家から堆肥をもらう…そんな仕組みになっている、なんて話を聞いたことがある。

さて、そんなわけで、この季節「麦わら」をロールにまとめたものを見ることが出来る。
北海道では、酪農家が作っている「牧草ロール」をよく見ることが出来るけれど、この麦わらロールはそれとは別のモノ。
だから毎年、この時期だけ見られる期間限定の風景だったりする。

ちなみに高さは人の身長以上あって、重さは200キロ以上あるそうだ。

…そんな小麦ロール、なんとなく北海道の風景らしくて、自分は大好き。
なんかコロコロしていてカワイイと思いませんか?