ハードディスククラッシュ

自宅の自分用のパソコンが立ち上がらなくなった。

思えば前兆はあった。
昨日は立ち上げ途中にチェックディスクが走り、なにやらエラーを吐いていたし、メール受信中にディスクエラーが頻発。

これはやばいかも…と再起動したが最後、ディスクエラーな旨メッセージを表示し、二度と立ち上がることはなかった…。

マズイ…。
重要なデータはなかったかな?

もともと仕事で使う重要なデータはファイルサーバー兼メインマシンに保存しており大丈夫。

デジカメの写真は…?
パソコンに転送するとC:に保存されるけれど、昨日たまたまファイルサーバーにコピーしておいたので無事。
危なくここ1ヶ月間くらいに撮った写真がパーになってしまうところだった…。

メールは…?
仕事で使うアドレスは別パソコンでも受信しているし、まあ重要なもので無くなったものはなさそう。

というわけで、パソコン自体は壊れてしまったものの、データの被害は少なく、全体としての被害はそれほどでもない模様。


今回壊れたのは、自分パソコンのCドライブ。
どうやら2002年に使用開始したもののようだ。

今年は2005年だから、3年。
ちょっと短い気もするけど、そろそろ寿命だったのかな…?

以前にも同じ内容の話があったけれど、みなさんバックアップは大丈夫ですか?


最近思うけれど、デジタルデータってほんとにはかないものだ。
仕事関係以外では、デジカメの写真がとても大切なもの。

デジカメをメインに使い始めたのが1997年、それ以来数万枚の写真があって、自分たちの結婚や家族の写真、横浜の新婚生活、いろいろなところに行ったこと、移住したときのこと、子犬をもらったときのこと、家を建てたときのこと、そして今年子供が生まれた写真まで、とても大切な宝物だ。

気に入った写真、貴重な写真はなるべく写真屋でプリントしてアルバムに貼っているけれど、でもそんなものがギッチリ詰まったパソコンって、宝箱のようなものでもある。

そんな貴重なものなのに、消えてしまうときは一瞬。
それがデジタルデータの宿命でもある。

だからデータの保管・バックアップには細心の注意を払いたい。

そこでバックアップ用途にオススメなのが、Realsyncというフリーソフト
このソフト、コピーもととコピー先を指定すると、一定間隔でファイル(更新したファイル)をコピーする…というだけの単純なソフトなのだけど、これでネットワークにつながった別マシンや、MOなどを指定してやれば自動でバックアップがとれるので重宝している。
(もっとも我が家の場合は、SOHOデータが非常に重要なので、ミラーリングRAID、DVDメディアへの保管、遠隔地バックアップなどの対策も併せてしているけど…)


そんなわけで、壊れてしまったものは仕方ないので、別のパソコンから、新しいハードディスクをさっそくネットで注文。
今週末はお盆休みだから、この休みを使って環境の再構築だな…。

環境の再構築とは、簡単に言えば、いろいろなソフトをインストールする、というのが主な作業だけど、最近はアクチベーションが必要なソフトが多く、けっこう面倒だったりする。

それからOSのサービスパック適用や、ウイルス対策ソフトを最新版にアップデートする際に、ISDNだと一晩かかるのも難点。

とはいえ、被害が少なくて本当によかった。
本業でよく故障HDDは目にするけれど、自宅マシンがこれほど本格的に壊れたのははじめて。
やはり転ばぬ先のバックアップが大事、ということを再認識した日だった。