生まれました! 妊娠36週目(10ヶ月・臨月)

本日5月26日12時36分。

無事に男の子を出産しました。
体重2372グラム。36週6日めでした。

明日だったら正常産だったのに1日早くて早産扱い。
そして体重がちょっと少なめで、低体重出生児(2500グラム未満は一律らしい)となりました。

とはいえ、赤ちゃんはとても元気で、医師による出生時の元気度を表すなんとかスコア(?)も満点の10点判定。
週数が早かった以外、特に問題も見あたらず、保育器に入ることもなく、元気いっぱい。

出産の過程をずっと見守っていたけれど、頭がだんだん見え隠れして、その後、顔がなんとかでてくる。最初の色は紫というか白というか。ちょっとエイリアンっぽいぞ。
そしてその前に揃えられた手がコニョコニョって動いた瞬間、そして頭が全部でてきて、ふうっと息を吸って文字通りオギャー!と産声を上げた瞬間、あぁこいつは本当に自分たちの子どもで、そして今まさに自分で息をして生きようとしているんだな…と不思議に実感した。

人生が始まるその瞬間。
命がスタートするまさにその瞬間。
とても感動したし、今日、自分の子どもが生まれるその場に居合わせられて本当によかった。

旦那さんもどうぞ、と手渡された赤ちゃんは、なんだかふよふよで頼りないけれど、でもその小さな身体の体重で、今から親となる大きな責任を感じたし、いままで感じたことのない愛おしさも感じたし、そしてなんだか妙に背筋を伸ばしたくなるような不思議な気持ちにもなった。

ようこそ。ようこそ。
生まれてきてくれて、私たち夫婦を選んでくれて、本当にありがとう。
去年妊娠がわかってから、今日まで、あなたに会える日をずっと待ってた。

この世はおかしなところも多いけれど、でもでも楽しいこと、嬉しいこと、幸せなこともいっぱい。
…もしかして早くこの世を見てみたかったとか?(笑)

そして妻よ、本当におつかれさま!ふたりの子どもを産んでくれてありがとう!
そしてスタッフのみなさん、このブログにコメントを入れていただいたみなさん、どうもありがとうございました。

詳しくはまた後日書くとして、簡単な経過としては…

深夜23時半 破水
1時半 入院
8時半 診察。陣痛が弱いため、誘発分娩とすることを決定。
子宮を広げるバルーンの挿入と、陣痛誘発剤の使用に署名を求められサイン。
9時半 バルーン挿入の準備が整ったところでさあ挿入!としようとしたら、子宮口が4cm開いていることが判明。バルーンはいらなくなった。妻は「これが陣痛なのかなあ?」
10時半 それまで和やかな雰囲気で進めてきたお産だったが、陣痛が次第にきつくなって妻の顔から笑みが消える。この時点で陣痛誘発剤使用は無しに。
12時 陣痛ピーク。とても痛くて苦しそう。大汗をかいて、夫と一緒にフーーの呼吸。手をしっかり握ってがんばれ!!
12時すぎ 子宮全開(10cm)
12時半 とうとう頭が見え始める
12時36分 誕生!ちょっと小さめな身体だけど、大きな産声を上げる。

終わってみれば、陣痛も最後の2時間くらいが若干大変だった程度で、入院から出産まで12時間程度、全体としてはとても安産だったような気がする。
(深夜スタートで徹夜お産となった、という点ではたしかにちょっとしんどかったけれど)

出産直後の妻も元気で、「お産ってもっと大変かと思っていたよー」「このあとプールで泳げるくらい」とジョークを飛ばしていたほど。

本当は少し疲れたけれど、いまは一仕事終えた安堵感と不思議な充実感でいっぱい。
そうだ、早く名前を確定してあげなくちゃね。

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2005年5月26日。
今日は私たち家族にとって、特別な一日。
いつの日か、今日という日がどんな一日だったか、そんなことを話して聞かせてあげたい。

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このページを初めてご覧になった方へ

こんにちは!当ブログ作者の五十嵐豊です。

このページに来た、ということはそろそろ赤ちゃんが生まれそう…あるいはもう生まれた!ということですよね!?おめでとうございます!

この記事は今から7年前の記事で、ここで生まれた彼は今では小学生。
弟も2人産まれ、5人家族でとても楽しく毎日過ごしています。

この長男が生まれたのをきっかけに僕は子育てに目覚めました。
家事育児にこれでもかと取り組み、育児サークルの立ち上げ、パパの集まりの設立…

僕自身も国から「イクメンの星」という称号をもらったり、講演会、新聞コラム、テレビ出演など、子育ての情報を発信しています。

子育ては楽しいことも苦しいこともありますが、全体としてはとても幸せな仕事です。
どうか子育てがんばって、そして楽しんでくださいね!

そうそう。

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2012.11.22 いい夫婦の日に追記しました

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