講演会「子どもにとって大切なもの」

先日、僕が代表を務めるパパスイッチめむろで「子どもにとって大切なもの」と称した講演会を主催しました。

講師は、NPO法人子どもとメディア北海道の諏訪清隆先生(旭川赤十字病院小児科部長)と中谷通恵さん。

今回は、子どもと電子メディア(テレビ・DVD・ゲーム・ケータイなど)はどう関わるべきか…親として、それらと子どもの関係をどう捉えるか、、という内容。

この講演会のために芽室の子育て世帯約千件に配布したアンケートの集計結果も交えて話を聞かせていただきました。

以下、僕のメモから…

・子どもの言語能力は一方的に聞くだけでは発達しない。
・乳幼児の言語能力は大人との双方向の関わりのなかで発達していく。

・テレビやDVD、ゲームをやっているときは脳の前半分はあまり動かない
・乳幼児にテレビやDVDをひとりで見せてはいけない

・電子メディアは言語能力の取得に大きな影響がある(メディアと長時間単独で接触している子と、短時間親と一緒に接触している子では2.7倍の差、言語以外にも発達の遅れが見られる)

・メディアとのつきあい方は自動車の運転と同じ。子どもが欲しがるから、周りの子が持っているから…と安易に与えるのは、親としての責任放棄。
・自己肯定感の育成にも影響あり

・どうすれば?→テレビを消そう!
・テレビやゲームよりも、もっと楽しい体験を!

短い子育て期間なんだから、テレビやDVD、ゲームなどに時間を持って行かれるのはもったいない!
…そんな言葉に心を動かされた講演会でした。

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僕らは親として、どう子どもたちと接していくか…

今回はふたりの講演会で、データを駆使して、医師としての立場でメディアの危うさを話していただいた諏訪先生の言葉はパパに…

子育てへの気持ち的なことを中心にやさしい言葉で語ってくれた中谷さんの言葉はママに響いたんじゃないかなあ…

夜遅くにもかかわらず会場にお越しいただいた100人弱?のみなさん、そしてふたりの先生、ありがとうございました。